今日のブログは、長く、とても真面目な話になります。
興味のある方だけで結構ですので、どうぞお付き合いください。 m(_ _)m
私がこれからしようとしていることは、正直、自分でもかなり覚悟がいりました。
まして知らなきゃいけないその先に、一歩踏み出すことへの不安と恐れ。
猫が好きだから、一匹でも多くの猫に幸せになってほしい
ココと出会って、そう思うようになった猫への気持ちと
猫友さんたちの、それぞれのかたちある、猫助けの姿に勇気づけられ、
この12月、世間では「保健所」と言われる「大阪府環境農林水産部愛護畜産課」へ
猫の譲渡申請書を申し出しました。
早い話が、保健所からもう一匹猫を引取るということです。
今まで、保健所って聞くと「犬や猫が年間全国で39万匹処分されるところ」と
ただ漠然と、一般的に知られている情報の中でのイメージしかなく、
「可愛そう。。。辛すぎるよ。。。」と涙を流しながら、心で思うことが精一杯で、
それ以上の現実にふれたり、見聞きすことは全くありませんでした。。。
今回、大阪府の行政担当者の方(女性)とお話しをさせて頂いたことで
大阪に住んでいる以上知っておきたかった動物の現状を、いろいろと知る機会になりましたが
反対に、多くのことも考えさせられることに、なってしまいました。
大阪府は今年だけで 猫 4256匹 が殺処分され、うち引取られたのはたったの69匹で
犬の172匹に比べるとかなり下回った数字になります。
(成猫 406匹 子猫 3611匹 負傷 239匹 この内、届出は 967匹)
実際に、処分を行っている場所は、堺市と能勢の二箇所だそうです。
ただ数字を見ていると、こんだけ猫がいるんだから簡単に条件にあった子猫を選び、
しいては、ついでにぱぱっと2、3匹キャリーに突っ込み、連れて帰って里親募集に
かけてみるのも手かな~なんて考えていましたが、
その担当者の方と話をしているうち「今はご希望される猫はいないので、お渡しできそうな子が
きましたら連絡します」。。。
えっえーーーあの、それ、それどういう意味ですかーーー?
続く。。。
大阪府から届いたものです。
封筒の中に、三枚の紙が入ってました。一枚目は、譲渡の流れ、手続き方法
二枚目は申請書。。。これ、めちゃくちゃ簡単なものなんです。。印鑑もなし、、
三枚目は動物愛護法による簡単なペットの飼い方説明。(当たり前すぎた内容にドン引き )
なんだかな~~
大阪府には、殺処分されるとこ以外に、「動物一時保護所」といわれる施設が
高槻市に一つあります。
ベネッセより発行されている「ねこのきもち8月号」にも紹介された場所です。
犬以外の譲渡できそうな、猫を含めた小動物が保護されているんですが、
どれもわずか数匹しかおらず、猫なんか今は、たったの2匹しかいてません。。。
へたすると私は今回、行政から猫を引取ることができないかも、、、(T_T)/
内情を知れば知るほど、行政からネコを手に入れる方法が、ほとんどないんです~~
こんだけ世間を騒がしている問題やのに。。。私の気持は宙に浮いたまま飛んでいきそーーー(涙)
大阪といっても、大阪府、大阪市、堺市とは行政がまったく別になり、
動物管理センターは、大阪市や堺市に在住、もしくは勤務されている方のみ譲渡資格を
有するため、箕面市に住む私には、資格対象からはずれてしまいます。。。
なら、大阪府はなぜ猫がいてないんでしょう?年間4000匹も殺処分されているのに~~
よくよく聞いてみると、猫のほとんどが大阪府の府民センターに届けられたもので、
猫を預かっても、一日中面倒みることができないし、それだけの費用がかかってしまいます。
だから、子猫などは特に殺処分される前に死んでしまうことも多いそうです。
「じゃ~~直接、府民センターへ引取りに行けばいい話じゃないの~!!!そうだ!!!」
「そこでは、直接、お渡しすることはしてません。。。」
「えっ~それじゃ~結局その子たちは、すべて殺処分されてしまうってことですかーーー?」
「はい、そうなります。。。お渡しできそうな猫を選ぶのもほんの一部なんです。」
選ばれた猫だけが「一時保護所」へ引き渡されます。
「。。。。。」 なんとも返す言葉がありませんでした。
この人ら、環境所は、動物愛護畜産課愛護課グループなんて名打ってますが、
動物のことを何も知らない、動物の立場をまったく考えていないことが
はっきり判りました。 それに猫は犬に比べ、まるっきり譲渡会がありません。
ようするに、引取り手があっても、渡すことなく処分してしまう、それが現実でした。
はぁ~なんだかな~
皆様、長くて、つたない文を、読んで頂ありがとうございました。m(__)m
今は、このまましばらく行政からの連絡を待つつもりでいます。
また、新しい動きがありましたら番外編で、その他モロモロの驚き話も含め
紹介していこうと思います。
この記事は猫友の麻瑠さんからの実体験に基づいた転載記事です。
麻瑠さんは一匹でも多くの命を救おうと思いセンターに申し出を
したのですが、この様な行政側の粗末な対応でした。
救いたいと思う人がいるのに、行政側の言っていることとやって
いることが違うのでこのままでは何も変わらないと思い憤りを感
じます。一人でも多くの人にこの事実を知って頂きたいです。
(原因不明の体調不良の為、ご訪問とコメント返しは回復次第さ
せていただきます。取り急ぎ記事のアップであっぷあっぷです。
(泣) ルカ様口頭のみ 代筆バトラー