2006年12月11日
アニマルポリス in LA
みなさん、昨日の「宇宙船地球号」ご覧になりましたか?
海外のアニマルポリスの活動を通して今現在の日本での動物行政の遅れにスポットをあて、両者を比較してこのままで良いのか?訴えかける構成になっていました。
日本における動物が置かれている現状に関してのデータは、アニポリ管理人kanakoさんが
協力しています。
番組はロス市警(LAPD)の一部門である昨年7月に設立された深刻な動物虐待を専門に扱う
「動物虐待特別捜査隊」に密着取材しました。
メンバーは動物問題の専門家である動物局職員5人と
犯罪捜査の専門家であるLAPDの刑事2人からなります。
動物虐待の罪で45件を起訴し、うち30件を有罪判決に導くという素晴しい成果を上げています。
子犬の時の首輪のまま飼われ、頭部が変形し首に深い傷を負ったピットブルの飼い主には
懲役3ヶ月、保護観察3年の処分がいい渡される。
シェパードの足に熱湯をかけ火傷を負わせた犯人には犯罪歴があったため、懲役3年の重い刑が
課せられました。
糞をされて怒って靴でイヌを殴り殺した男には犯罪歴があったため、懲役3年。
ちなみに日本で動物を殺傷した場合は、 1年以下の懲役または100円以下の罰金刑 が科せられることに なっています。
しかし専門機関がないため、刑事告訴され、有罪判決が課せられるケースはまれです。
ロス市では現在85人のアニマルポリスが1日3交代で24時間活動しています。
また、アニマルポリスはペットのシェルターも兼ねていて、連日多くの市民が訪れます。
現在、ペットの命を守ろうと1億5千万ドルを投じ1000頭以上の動物を保護できる
新たなシェルターを建設中だそうです。
ペットショップやブリーダーからではなく、シェルターからペットをもらい受けるのが
当たり前なんです。
そんなペット行政の進んでいるアメリカにも闇の部分はあります。
LAはメキシコからの出稼ぎや密入国者が後を絶たず、低所得家庭が多数存在します。
また、アメリカ全体で見ても移民国家ゆえ、低所得者層がとても多い国です。
貧困層を中心に闘犬でのかけごとが蔓延し、虐待も多く発生します。
それでも、日本との大きな違いは、アメリカにはアニマルポリスがあり、日本にはないということです。
取材班がLA入りしていた今年の10月18日、容疑者は銃を持っているとの情報により、ショットガン
を携帯し、防弾チョッキを付けての大規模な家宅捜査に偶然遭遇しました。
地元の警官や獣医など総勢30人の捜査官が動員されました。
2人の容疑者はネコ屋敷でワナでネコを捕まえては集めていました。
室内では29匹のネコが飼われていて、ほとんどすべてのネコは何らかの病気にかかっていて
治療も受けず放置されていました。
ロス市には、個人がペット飼う場合、犬や猫は1世帯あたり3匹までという法律があります。
水や餌を十分に与えないことや病気のケアをしないことは重罪と見なされます。
今回での捜査ですべてのネコが保護されました。
2人の処罰は今後の捜査にゆだねられます。
日本では同様な、それ以上の事件がネコだけでも多数ありました。去勢避妊しなかったため、70匹以上に増えてしまった北陸での事件、そのほかたくさ、たくさん・・・
それらの何一つとして動愛法違反になったケースはありません!
番組スタッフがひろしまドッグパークのイヌ達の写真をLAのアニマルポリスの皆さんに見せたところ、涙を流されたそうです。。。
番組最後、福岡県動物管理センターで、イヌたちがガス室へ押し出される光景が写っていました。
環境省は今年、今後10年間で安楽死させられる捨て犬やネコの数を半減させる私信を固めました。
しかしまだ目に見える成果は出ていません。
物を言うことも逆らうことも出来ない小さな命を守るべき飼い主が責任を果たさず
放棄することこそもっとも深刻な虐待である、と番組は訴えます。
「ちゃんとイヌの面倒を見られないんであればイヌをほしいけど飼わないという選択をする勇気を持って欲しい」
山本太郎さんの言葉です・・・
「日本にアニマルポリスを誕生させよう!」サイトでは、テレビをごらん頂けない方のために
ニューヨークアニマルポリスを紹介しています。
福岡県動物管理センターでの犬達の姿が忘れられません!
全部我が家で引き取るから「殺さないで!!」と叫んでいました。
山本太郎さんの最後の言葉も今流行などで安易に飼う人達の
心に届けばと思いました。
日本においても早くアニマルポリスが必要だと思いました。
LAではブリーダーからの購入ではなくシェルターで貰い受ける
人達も多くて日本も見習う点が沢山ありますね。
LAのアニマルポリスの紹介だけではなくもっと日本の実体と
比較して欲しかったです。私的には少し物足りなさもありました。。。
- by
- at 15:54
